佛教音楽を楽しもう!!! 『天台声明を聴く会』


天台声明を聴く会

Vol.2 京都魚山聲明研究会公演(第22回) ~平成20年 二十五三昧法要(にじゅうござんまい)~

 今回は「六道講式」という法要の内容を若干省略したものといたしました。六道とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天という六つの世界を著します。その六道からの苦しみを逃れ、来世の極楽往生を願おうとする内容です。
 また、講式(こうしき)とは、漢文の読み下しによる声明曲です。平安中期以来、江戸時代まで、多種多様な講式が作られました。この講式は比叡山延暦寺の 最北に位置する橫川(よかわ)で修行されていた、恵心僧都源信(942~1017)が、仏教の大衆化のために書かれたと云われています。源信の功績は、 人々に、わかってもらうために、「梵網経」をはじめとする経典をもとに、彼の日本語によって、「語り」の文章で、それを著し、それに節をつけて、仏教の教 えを聞きに来た一般の人々に向けて語ったということです。中国語そのままの経典を棒読みしても、誰もわからないと思ったからです。その「日本語の語り」を 「講式」と言います。そして、この「講式」のスタイルが、日本のお坊さんの「お説法」につながってゆきます。今回の「聴く会」では、皆様と共に、喧騒とし たこの娑婆世界にいる我々の心をもう一度見つめ直し、来世への往生を願う勝縁になればと祈念しております。
解説

代表

 須川 實洽

 入堂

 総礼伽陀
そうらいかだ

 導師登礼盤
どうしとうらいばん

 表白
ひょうびゃく

 勸請
かんじょう

 四奉請
しぶじょう

 式文 地獄
しきもん じごく

 十二礼文
じゅうにらいもん

 三句念仏
さんくねんぶつ

 式文人道
しきもん にんどう

 十二礼文
じゅうにらいもん

 三句念仏
さんくねんぶつ

 宝号 南無楞嚴先徳恵心僧都
ほうごう なむりょうごんせんどくえしんそうず

 後唄
ごばい
龍雲寺住職

 挨拶
 本多 実信

 出堂
●導師 龍雲寺 本多実信
●始経師 方廣寺 木ノ下寂俊 ●式文 松林院 須川實洽
●式文 鞍馬寺 信楽香爾 ●後唄 法傳寺 岸舜栄
●後唄 法輪院 本郷泉観 ●後唄 高蔵寺 福井邦憲
●式文 戒光院 高山良彦 ●讃頭 華徳院 大道観健
●讃頭 池上院 穴穂行仁 ●讃頭 無動寺 前田浩紀
●讃頭 東陽院 齋藤良成 ●伽陀師 龍雲寺 本多寂信