佛教音楽を楽しもう!!! 『天台声明を聴く会』


天台声明を聴く会

Vol.3 京都魚山聲明研究会公演(第23回) ~平成21年 天台大師御影供法要~(てんだいだいしみえいく)~

 今回は「天台(てんだい)大師(だいし) 御影(みえい)供(く)」をお唱えします。天台大師(538~597)は中国天台宗の祖であり諱(いみな)を智顗(ちぎ)といいます。天台大師と呼ぶの は、天台山での修行により悟りを得、天台山で入滅したからであり、隋の煬帝から「智者(ちしゃ)」の号を賜ったので智者大師とも呼ばれています。現在も天 台大師の遺徳を讃えて、香華(こうげ)・灯明(とうみょう)・茶菓(ちゃか)などを捧げ天台大師の忌日である11月24日に「霜月会(しもつきえ)」と称 し毎年比叡山延暦寺はじめ全国の寺院で法要が執り行われています。
 御影供は、上記のほかに「伝教(でんきょう) 大師(だいし)」「慈(じ) 覚(かく) 大師(だいし)」「慈恵(じえ) 大師(だいし)」「智証(ちしょう) 大師(だいし)」の四御影供があります。その始修は、仁寿4年(854)に慈覚大師円仁(えんにん)が初めて天台大師御影供の次第・祭文を作成し法要を 行ったのを初めであるといわれています。今回お唱えする御影供の中心は、七言長詩の漢詩によって祖師の徳行を讃嘆する讃の部分です。この部分は行進曲的な 趣があって優雅な音を漂わせています。
 天台大師の生きた時代、中国の歴史は、南朝の梁・陳の後をうけ、隋によって南北が統一される一大改革期にあたり、社会は大きな転換を迫られ、人身は混乱を 極めた時代でした。この中、天台大師は人間の可能性を信じ、人間の尊厳性を信じてやまない、壮大にして確固とした仏道の世界を確立しました。その生き方を 声明を通じて皆さんにお伝えし、共にこの困難な時代を超えていく力を得たいと願っております。
解説

代表

 須川 實洽

 昇堂

 僧讃

 総礼詞

 総礼

 勧請

 佛名

 教化

 画讃

 伽陀
ご挨拶

龍雲寺住職

 本多 実信
●導師 龍雲寺 本多実信
●始経師 方廣寺 木ノ下寂俊 ●式文 松林院 須川實洽
●式文 鞍馬寺 信楽香爾 ●後唄 法傳寺 岸舜栄
●後唄 法輪院 本郷泉観 ●後唄 高蔵寺 福井邦憲
●式文 戒光院 高山良彦 ●讃頭 華徳院 大道観健
●讃頭 池上院 穴穂行仁 ●讃頭 無動寺 前田浩紀
●讃頭 東陽院 齋藤良成 ●伽陀師 龍雲寺 本多寂信