佛教音楽を楽しもう!!! 『天台声明を聴く会』


天台声明を聴く会

BUDDHIST MUSIC CONCERT 32nd
第32回 『天台声明を聴く会』
Vol.12 京都魚山聲明研究会公演

2018年(平成30年)5月20日(日) ~ 午後6時開演
◆ところ
雨宝山龍雲寺(桃山善光寺)本堂
  住所:京都市伏見区桃山毛利長門東町37
  電話番号:075-611-4854
   ※駐車場はございません。電車orバスをご利用ください。行き先はこちら
◆出演
京都魚山声明研究会
合行曼荼羅供(胎蔵界・金剛界)法要
 今回お唱えする合行曼荼羅供は両界曼荼羅(胎蔵界・金剛界)を本尊とする法要で、密教儀礼中で最も華やかとされ、新造の曼荼羅・仏像・仏画などの開眼供養、堂塔新造改修落慶供養、諸祖師御遠忌、開創記念などのために広く営まれます。
 曼荼羅とは、古代インドの言葉であるサンスクリット語のマンダラを音写したもので、「悟りを有する場」「聖なる空間」という意味であります。故に、聖なる空間である曼荼羅においては、末端に至るまで一見どんなにつまらなく見えるものでも、すべて真実である。
 また、曼荼羅とは諸仏諸尊の集会する密教的世界を模式的に示した図で、「円輪具足」(円輪のようにすべてが備わっている)とも漢訳されます。曼荼羅供の本尊である両界曼荼羅は、大日如来を中心とする密教の仏で組織された胎蔵界・金剛界の二つの曼荼羅で、7世紀頃にインドで成立した『大日経』と『金剛頂経』に説かれており、胎蔵界は大日如来の理念を示し、物理的な理・形を表し、金剛界は大日如来の智徳を示し、精神的な智・働を表したものとされます。
 曼荼羅供には胎蔵界曼荼羅供と金剛界曼荼羅供、そして胎蔵界金剛界合行曼荼羅供(合曼供)の三種の法儀があり、それぞれ式次第と音用声明曲に差異がある。
 合曼供の次第を示すと次の通りである。列讃・行道讃・導師登礼盤・着座讃・唄匿・逆酒水・散華・対揚・啓白神分等・供養文・唱礼・驚覚・九方便・五大願・大讃・仏讃・百字讃・振鈴・百八讃・甲四智・後鈴・切音発願・随方回向・導師下礼盤・終讃・導師衆僧着座・出堂。今回は一部を抜粋してお唱えさせていただきます。
 曼荼羅供音用をお聴きいただきながら、夾雑物を一切排除して純粋性を求めるのではなく、多くの異質的要素・価値観を包合しながら、全体的には高い価値観によって調和して成立する世界を象徴していることを心に留めていただけたら幸いです。

京都魚山聲明研究会代表 
須川實洽

『発会』風景
※第32回『発会』風景
◆差定
龍雲寺 本多実信 法輪院 本郷泉観
龍雲寺 本多寂信 方廣寺 木ノ下寂俊
戒光院 高山良彦 方廣寺 木ノ下寂優
松林院 須川實洽 華徳院 大道観健
本山寺 清田寂深 鞍馬寺 信楽香爾
池上院 穴穂行仁 二尊院 羽生田光昭
法傳寺 岸 舜栄 無動寺 前田浩紀
高蔵寺 福井邦憲 東陽院 齋藤良成
◆世界の音楽の共通原点
佛教音楽「声明」は日本の誇り 邦楽の原点
   本会は、1997(平成9)年8月、2000(平成12)年7月と天納傳中先生亡き後2004(平成16)年6月に引続き、来る2019(平成31)年秋に4回目の南座公演を予定しています。
 仏教音楽である声明は、日本現代音楽の根本であるだけではなく、世界に通じる素晴しい文化であり音楽であることを、中学の恩師である天納傳中先生がパリ1978(昭和53)年を皮切りに、ドイツ、イタリア、ベルギー、デンマーク、ノルウエー、チェコ・プラハから招聘された声明公演のCDやテープを聴きながら教えて戴きました。
 京都コンサートホールの?落とし1995(平成7)年に、声明とグレゴリオ聖歌隊との共演がありこの際には、声明の伝統と文化が世界に通じる凄さを思い知らされました。
 また、比叡山延暦寺では、声明と北欧のヨイクとの共演があり、声明がアカペラで世界に共通する文化であり、日本国の誇れる音楽であることを確信しました。
 日本の凄い文化と伝統音楽を是非ともみなさんにお伝えすることが本会の目的であり、当初、法要などの儀式であるために一般に公演が出来ませんでしたが、天納傳中先生のお知恵で、声明の練習風景をみなさんにお伝えする「初夜作法 習礼風景・天台声明を聴く会」を1987(昭和62)年4月発足しました。

佛教音楽「天台声明を聴く会」
代表 田村佐起三

『天台声明を聴く会』風景
※第32回『天台声明を聴く会』風景
相﨑晉一郎 赤松健一 赤松弘次郎 今村愛作 内堀孝之 小田嶋翼
笠松高史 笠松真衣 笠松美咲 合掌直彦 川上智史 川本幸子
川本幹雄 瓦達雄 瓦陸雄 木原京子 木原茂成 木原由稀
粉川剛 小西直人 斎藤伸行 鈴木久男 髙田正三 髙田正人
髙田みつる 田中健志 田村佐起三 田村邇子 田村真紀 田村元起
田村綿絵 土口哲光 土口美代子 原田礼造 廣瀬善彦 村上忍
森愼吾 吉家國雄 39 NPO京都高瀬川繁栄会 1
◆事務・演出
事務局長 高田正三
企画演出 水口一夫
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「天台声明を聴く会」~合行曼荼羅供(胎蔵界・金剛界)法要 一部抜粋

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